ドイツのスポーツカーメーカー、アポロオートモビル(旧グンペルト)は10月24日、新型ハイパーカーの『インテンサ・エモツィオーネ』(IE)を発表した。
アポロ初のハイパーカーは、ブガッティ『シロン』やアストンマーディン『ヴァルキリー』、メルセデスAMG『プロジェクト・ワン』などと競合することを目指して開発。迫力の大型リアウイングにガルウイングドアなどのディティールが、強い存在感を発揮する。
ボディサイズは全長5066mm、全幅1995mm、全高1130mm、ホイールベース2700mm。アポロオートモビルによると、エアロダイナミクス性能は「LMP2」カテゴリーのレーシングカーに匹敵するという。
ミッドシップに搭載されるのは、自然吸気の6.3リットルV型12気筒ガソリンエンジン。最大出力780hp/8500rpm、最大トルク77.5kgm/6000rpmを引き出す。
オールカーボン製シャシーなどの採用により、車両重量は1250kgに抑えられた。前後重量配分は、45対55。トランスミッションはパドルシフト付きの6速シーケンシャル。インテンサ・エモツィオーネは、0~100km/h加速2.7秒、最高速335km/hの性能を発揮。300km/hで走行中、1350kgものダウンフォースが得られる設計としている。