オートローン利用の車をコネクテッドカーにする…車両の挙動や走行データを収集・分析

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ふくおかフィナンシャルグループ(FFG)とNTTドコモは、コネクテッドカー領域での新サービス実現に向け、車載機器を通じて得られる車両や走行データを活用した「車載機器付オートローン」の実証実験を実施する。

実証実験は、9月28日から10月31日まで、福岡銀行でオートローンを申し込んだ顧客を対象に、車載機器付オートローンに関するアンケートを実施して顧客ニーズを把握するもの。2017年12月から2018年6月(予定)までの期間、福岡県を中心にFFGでオートローンを契約し、実験参加を了承した顧客200人程度の車両に車載機器を装着する。

車載機器を搭載することによる融資対象者の拡大などの可能性を検証する。また、実験で取得した車両と走行データを活用し、両社はローン契約者に対する新たな付加価値サービスを検討する。

FFGは車載機器付オートローン商品を開発し、オートローンを契約予定の顧客に実験を案内する。ドコモは通信回線や車載機器など実験に必要な機器の提供と車載機器付オートローンにおけるビジネスモデルを立案する。

FFGは、車載機器を通じて得られる車両、走行データを活用したオートローンと新たな付加価値サービスの提供を目指す。ドコモは、車両の挙動、走行データを分析・加工することで、オートローンをはじめとした自動車周辺ビジネスのソリューション提供を目指す。

《レスポンス編集部》

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