カーブ逸脱のワゴン車と正面衝突、乗用車の2人が死亡

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18日午後2時15分ごろ、北海道厚真町内の道道を走行していたワゴン車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車側の2人が死亡。ワゴン車側の2人も負傷している。

北海道警・苫小牧署によると、現場は厚真町本郷付近で片側1車線の緩やかなカーブ。ワゴン車はカーブを曲がりきれずに対向車線側へ逸脱。直後に対向車線を順走してきた乗用車と正面衝突した。

衝突によって双方の車両が中破。乗用車は路外に転落し、運転していた同町内に在住する61歳の女性と、同乗していた67歳の男性は全身強打に伴う出血性ショックなどが原因で死亡。ワゴン車を運転していた同町内に在住する20歳の男性と、同乗していた18歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。

事故当時、現場付近では台風接近によって雨が降っており、路面も濡れて滑りやすくなっていた。警察では速度超過やハンドル操作の誤りが事故につながったものとみて、ワゴン車を運転していた男性の回復を待って自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死傷)容疑で事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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