富士通テンは、エンジン制御ECUのグローバル累計生産台数が2017年7月時点で4000万台に達したと発表した。1983年8月に生産を開始して以来、34年での達成となる。
エンジン制御ECUは、運転状況に応じた燃料噴射量および点火時期を最適に制御する装置で、走行性能の向上、排出ガスの有害成分低減を実現。自動車の電動化は進んでいるものの、ハイブリット車やプラグインハイブリット車にもエンジンは搭載されており、燃費向上や排出ガス低減を実現させるキーデバイスとなっている。
富士通テンでは、エンジン制御ECUの累計生産台数4000万台達成を記念し、9月15日に富士通テンマニュファクチュアリング中津川工場にて式典を実施。社内関係者66名が出席し、高品質・高性能のECU生産を継続することへの誓いを新たにした。