24日午前9時15分ごろ、福岡県北九州市門司区内の九州自動車道上り線で、車線規制を行って実施していた道路工事現場にトラックが突っ込む事故が起きた。この事故でトラックの運転者が死亡。工事現場の作業員2人が重軽傷を負っている。
福岡県警・高速隊によると、現場は北九州市門司区黒川の門司インターチェンジ付近で片側2車線の直線区間。事故当時は第2車線(追越車線)側の通行を規制して道路工事を実施していたが、トラックが減速しないまま進行して停車していた工事車両に衝突。近くにいた作業員2人が巻き込まれた。
この事故でトラックは運転席部分が大破。運転していた大野城市内に在住する25歳の男性が全身を強打し、出血性ショックなどが原因で死亡。29歳の男性作業員が骨折などの重傷。工事車両に乗っていたとみられる50歳代の男性作業員も打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
警察ではトラックの運転者が前をよく見ていなかったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。