【ハーレーダビッドソン2018年モデル】ローライダーが新ソフテイルフレームを採用し、排気量を1745ccに拡大

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ハーレーダビッドソン2018年全33モデルの詳細が明らかになった。注目はまず『ローライダー』ら旧ダイナファミリーがフルモデルチェンジされ、シャシーとエンジンを一新したことだ。

ローライダーは1992年以来、オーソドックスなツインショックを備える「ダイナフレーム」を骨格としてきたが、リアショックを車体下へ隠すように水平配置する新設計の「ソフテイルフレーム」に変更。

剛性を65%向上しつつも軽量化を果たしたスチール製フレームで、シャーシ全体の剛性も34%アップしている。

そしてエンジンも「ミルウォーキーエイト107」という最新Vツインに換装。従来1689ccだった排気量を1745ccに上げ、2バルブを4バルブ、ツインカムをワンカムにしたニューパワーユニットだ。

最新ラインナップでは「ダイナファミリー」が姿を消し、『ファットボブ』と『ストリートボブ』が新型ソフテイルフレームを採用し、新たにソフテイルファミリーに加わった。

新生ソフテイルファミリーもまた全モデルで「ミルウォーキーエイト107」エンジン(排気量1745cc)を新採用し、『ファットボーイ』『ヘリテイジソフテイルクラシック』『ブレイクアウト』『ファットボブ』では排気量1868ccの「ミルウォーキーエイト114」搭載車も選べる。

そして限定版となる『Custom Vehicle Operations(CVO)ファミリー』には、史上最大の排気量1923ccを誇る「ミルウォーキーエイト117」が積まれ、ますますプレミアム感を増しているのも見逃せない。

2017年モデルで一足早く「ミルウォーキーエイト107」を搭載していたツーリングファミリーでは、『ストリートグライドスペシャル』と『ロードグライドスペシャル』にブラックアウトされたダークカスタムバージョンが登場した。

《青木タカオ》

モーターサイクルジャーナリスト 青木タカオ

バイク専門誌編集部員を経て、二輪ジャーナリストに転身。多くの専門誌への試乗インプレッション寄稿で得た経験をもとにした独自の視点とともに、ビギナーの目線に絶えず立ち返ってわかりやすく解説。休日にバイクを楽しむ等身大のライダーそのものの感覚が幅広く支持され、現在多数のバイク専門誌、一般総合誌、WEBメディアで執筆中。バイク関連著書もある。

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