前面ライブ映像を流す「超低速列車」…北越急行 9月23日

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表定速度14km程度の列車の天井に、前面展望映像を流す『超低速スノータートル』は、北越急行の初企画。
  • 表定速度14km程度の列車の天井に、前面展望映像を流す『超低速スノータートル』は、北越急行の初企画。

新潟県の六日町(むいかまち)駅(南魚沼市)と犀潟(さいがた)駅(上越市)を結ぶ、ほくほく線を運営する北越急行は9月23日、天井に前面展望のライブ映像を流す『超低速スノータートル』列車を運行する。

『超低速スノータートル』は、2015年11月から運行しているイベント列車。かつては特急『はくたか』が、最高160km/hで走行していた高規格路線のほくほく線内を、表定速度14km/h程度で走行し、トンネル内に設けられた信号場や信濃川橋りょうを体験するというもの。

今回は、天井にコンピュータグラフィックを表示できる巨大スクリーンを備えた、HK100形「ゆめぞら」が使われ、トンネルや信号機などの設備を体感できる、前面展望のライブ映像が流される。

「ゆめぞら」では、通常、トンネル内で「花火」「天空」「海中」「星座」「宇宙」という5種類の映像を季節に応じて表示している。

当日は、六日町駅を11時30分頃に出発。ライブ映像は六日町駅~十日町駅(十日町市)間、まつだい駅(十日町市)~儀名(ぎみょう)信号場(十日町市)間で流され、犀潟駅に15時10分頃に到着する。

50人を募集し、旅行代金は大人5000円・子供3500円。申込みは8月29日まで北越急行営業企画課までメール、電話、郵送・FAX(必着)、申込書持参のいずれかで受け付ける。応募多数の場合は抽選となる。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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