ボッシュや三菱電機など4社、高精度GNSS測位サービスの新会社設立へ

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ボッシュ、Geo++、三菱電機、u-ブロックス
  • ボッシュ、Geo++、三菱電機、u-ブロックス

ボッシュ、Geo++、三菱電機、u-ブロックスの4社は8月8日、マスマーケット向けに高精度GNSS測位サービスを行う配信会社「サプコルダサービス」を設立すると発表した。

4社は現在市場に普及しているGNSS測位サービスについて、高精度測位を必要とする新興マスマーケットのニーズを十分に満たしていないとし、システムインテグレーター、自動車メーカー、受信端末メーカーなどがグローバルで利用できる新しい高精度測位サービスの実現を目指し、提携を決定。サプコルダ社の事業推進に向け、各々の専門的知見を持ち寄り協力していく。

サプコルダ社は、グローバルに利用可能なcm級GNSS測位サービスをインターネット配信および衛星配信を通じて、市場規模の大きな自動車・産業用・コンシューマ向け市場に適した形で提供。リアルタイムに利用できる測位補強情報サービスとして、オープンフォーマットで配信され、様々な受信端末やシステムで利用できる。

cm級の高精度GNSS測位サービスについては、日立造船、日本政策投資銀行、デンソー、日本無線、日立オートモティブシステムズの5社も6月15日、新会社「グローバル測位サービス」を設立すると発表。自動運転技術の開発が加速する中、高精度GNSS測位サービスの事業化が注目されている。

《纐纈敏也@DAYS》

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