単独横断の5歳の男児、乗用車にはねられて重体

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17日午前7時ごろ、石川県金沢市内の市道で、徒歩で道路を単独横断していた男児に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男児は意識不明の重体。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。

石川県警・金沢西署によると、現場は金沢市大野町付近で片側1車線の直線区間。横断歩道はあるが、信号機は設置されていない。5歳の男児は徒歩で単独横断していたところ、右方向から交差進行してきた乗用車にはねられた。

男児は近くの病院へ収容されたが、頭部強打などで意識不明の重体。クルマを運転していた内灘町内に在住する30歳の男性にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

負傷した男児は父親らと現場付近へ釣りに訪れており、事故当時は近くにある公園のトイレに単独で行っていたという。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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