トヨタ米国販売3.6%減、SUVは6%増 2017年上半期

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トヨタ自動車の米国法人、米国トヨタ販売は7月4日、2017年上半期(1~6月)の新車販売の結果を公表した。総販売台数は115万5165台。前年同期比は3.6%減だった。

115万5165台の内訳は、乗用車が前年同期比13.6%減の50万2887台と減少傾向。一方、SUVなどのライトトラックは、前年同期比6%増の65万2278台と、前年実績を上回る。

トヨタブランドの乗用車系では、ベストセラー乗用車の『カムリ』が、17万6897台を販売。新型投入を控えて、前年同期比は11.4%減と、2桁の落ち込み。『カローラ』は、7.7%減の17万6527台とマイナス。『プリウス』は、18.3%減の5万5100台にとどまった。

トヨタブランドのライトトラック(SUV/ピックアップトラック/ミニバン)系では、主力の『RAV4』が18万4766台。前年同期比は11.4%増と、2桁増を達成した。中型SUVの『ハイランダー』は、9万9975台。前年同期比は22%増と、前年実績を上回る。大型ピックアップトラックの『タンドラ』は、2.4%減の5万3652台と後退。『タコマ』は、0.5%減の9万4596台だった。

レクサスブランドでは、SUVの『NX』が前年同期比11.7%増の2万6023台と牽引。クーペの『RC』は、前年同期比41.4%減の3099台。『RX』は、前年同期比5.4%減の4万6737台。『IS』は、27.9%減の1万2328台と減少。『GS』は3553台で、前年同期比は52.3%減と大幅なマイナス。『CT』は、13%減の3926台。最上級SUVの『LX』は4.7%増の2697台と、前年実績を上回った。

トヨタ自動車の2016年米国新車販売は、244万9630台。前年比は2%減だった。

《森脇稔》

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