工学院大学、ワールドソーラーチャレンジに参戦する新マシンを公開

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工学院大学が発表したソーラーカー「Wing」
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  • 工学院大学の佐藤光史 学長
  • 帝人グループの内川哲茂  執行役員
  • 学生キャプテンの仲川拓朗さん
工学院大学ソーラービークルプロジェクトは6月29日、世界最大規模のソーラーカーレース「2017ブリヂストン ワールドソーラーチャレンジ(WSC2017)」に参戦する『Wing』を新宿キャンパスで公開。応援大使に就任した足立梨花さんも駆けつけた。

WSCはオーストラリアを5日間で縦断する、世界最大規模のソーラーカーレース。走行距離はおよそ3000kmにおよぶ。隔年で開催され、工学院大学は今年で3回目の参戦となる。

同校のソーラーカープロジェクトは車両の設計から製作、そしてチーム運営まで、あらゆる部分が学生主体で進められている。Wing(ウィング)は同校で4台目のソーラーカーとなるが、前回参戦マシンの『OWL』とはコンセプトもデザインも大きく異なっている。これは学生チームのため毎年チームメンバーが入れ替わるため。そして毎回細かく改訂されるレギュレーションと向き合い、常に新しい発想で挑戦を続ける姿勢を保っているため。

WSCは純粋なスピードやタイムを競う「チャレンジャークラス」、2名以上が乗車可能なキャビンスペースを確保しなければならない「クルーザークラス」、旧型車両などがエントリーする「アドベンチャークラス」という3クラスに分けられている。前回大会では、同校は「クルーザークラス」にエントリー。クラス2位という結果を残したが、今回は「チャレンジャークラス」に変更して総合優勝を狙う。

今回、チャレンジャークラスの車体レギュレーションは全長5000mm、全幅2200mm以下。太陽電池パネルの総面積は4平方メートル以下とされた。また4輪であることが必須。これを受けてWingでは、純粋な涙滴型のボディと、そこから分離されたソーラーパネルで構成されるデザインを採用。全長は規定ギリギリの4990mmだが、全幅はわずか1050mm。これは前縁投影面積を最小にするためのもので、メカニズムのレイアウトもこの車体サイズに合わせて決めたという。

車両のコンセプトは「私たちの羽は自然と共に未来へ」というもの。Wingという車名は、自然界がデザインした3D曲面に人工物の太陽電池を搭載することで「自然との共存」を表現し、若いエンジニアの卵が「将来に羽ばたく」という意味を込めたものだとか。

同校のソーラーカープロジェクトは、およそ50の企業や団体からさまざまなサポートを受けている。発表会ではサポート企業代表として、帝人グループの内川哲茂 執行役員が挨拶。「(Wingは)技術の粋を集めた、いわばテクノロジーショーケース。レースでは各チームがしのぎを削る厳しい戦いとなるだろうが、ぜひ優勝を勝ち取っていただきたい」とエールを送った。

また発表会には、ソーラーカープロジェクトの応援大使に就任した足立梨花さんも登場。七夕が間近ということで、笹に短冊を吊るして優勝を祈願した。なおレースは10月8日にスタートする。
《古庄 速人》

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