立体駐車場から流れ出した消火剤、駅前ロータリーを埋める

自動車 社会 社会

28日午後5時30分ごろ、神奈川県海老名市内にあるパチンコ店の立体駐車場で、場内を走行していた乗用車が消火設備に接触。泡消火剤が噴出して止まらなくなり、地上の道路まで流れ出る事故が起きた。クルマや歩行者の通行も困難となり、通行規制が実施されている。

神奈川県警・海老名署によると、現場は海老名市中央1丁目付近にあるパチンコ店の立体駐車場。3階部分の走路を走行していた乗用車が消火設備に接触。作動レバーなどが損壊して泡消火剤が噴出した。

消火剤は排水管から地上にも流れだし、小田急海老名駅前のロータリーの一部(約75平方メートル)を埋め尽くすような状態となった。地元消防が放水を行って消火剤を下水に流し込むなどの措置を講じたが、一時は車両や人の通行が困難な状態となり、通行規制も実施された。

警察ではクルマの運転者やパチンコ店の関係者から事情を聞くとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV