オレンジとグレーが復活…松本電鉄の旧塗装ラッピング列車 6月3日から

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上高地線で運行される旧塗装のラッピング列車(左)。記念切符(右)も発売される。
  • 上高地線で運行される旧塗装のラッピング列車(左)。記念切符(右)も発売される。
アルピコ交通(旧・松本電気鉄道)は6月3日から、同社が運営する鉄道路線の上高地線で「モハ10形リバイバル塗装列車」を運行する。松本電鉄の昔懐かしい塗装が復活する。

モハ10形は、松本電鉄がかつて運用していた電車。戦前に製造された車両の走行装置などを再利用し、車体は新しいものを製作した。この車体は日本車輌製造が地方私鉄向けに制定した標準規格(日車標準型)を採用。オレンジとグレーで塗装された。

1958年にデビューしたが、1986年12月には、上高地線の架線電圧が750Vから1500Vに昇圧。これに伴いモハ10形は全車引退した。

発表によると、7月から開催される観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン(信州DC)」の一環として実施。現在運用されている3000系電車の2両編成1本に、モハ10形の塗装をイメージしたラッピングを施す。運行初日の6月3日は10時30分頃から新島々駅で出発式を開催。同駅を10時53分に発車する列車から運用に入る。これに先立つ10時15分頃から30分頃までは車両を見学できる。

このほか、モハ10形の塗装復活を記念した切符も発売される予定だ。硬券乗車券2枚セットで、発売額は800円。6月3日10時から新島々駅などで販売される。
《草町義和》

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