25日午前6時30分ごろ、岩手県雫石町内の民家敷地内の駐車場から発進した乗用車が、草むしりをしていた高齢女性に衝突する事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察はクルマの運転者から事情を聞いている。
岩手県警・盛岡西署によると、現場は雫石町西根付近にある民家の敷地内。この家に住む64歳の男性が敷地内の駐車場から乗用車を発進させたところ、近くで草むしりをしていた80歳の女性をはねた。
女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で約2時間30分後に死亡。クルマの運転者にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)容疑で事情を聞いている。
聴取に対して男性は「前方にいることには気づかなかった」などと供述しており、警察では前方不注視が事故につながったものとみて、発生の経緯を詳しく調べている。