新潟から青森まで直通…JR東日本、東北新幹線35周年で記念列車 7月9・10日

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新潟~八戸間を直通する『東北新幹線開業35周年記念号』が7月に運転される。写真は『記念号』で使われるE5系。
  • 新潟~八戸間を直通する『東北新幹線開業35周年記念号』が7月に運転される。写真は『記念号』で使われるE5系。
  • 東北新幹線の大宮~盛岡間は今年6月に開業35周年を迎える。写真は東北新幹線の開業時に導入された200系。
  • 東北新幹線の大宮~盛岡間は今年6月に開業35周年を迎える。写真は那須塩原駅を通過するE2系。

JR東日本新潟支社は5月16日、東北新幹線の開業35周年に伴い『東北新幹線開業35周年記念号』を7月9・10日に運行すると発表した。車両はE5系電車を使用。上越新幹線から東北新幹線に乗り入れ、新潟(新潟市)~八戸(青森県八戸市)間を直通する。

発表によると、7月9日は新潟7時36分発~八戸12時43分着のダイヤで運行。翌10日は八戸13時53分発~新潟18時31分着になる。車両はグランクラスを連結した10両編成のE5系を使用するが、グランクラスの営業は行わない。

旅行商品専用の団体臨時列車として運行されるため、乗車に際しては「E5系で行く!東北新幹線開業35周年記念『岩手・青森』の旅」と題した旅行商品を購入する必要がある。旅行代金は新潟発着・普通車指定席利用の場合、大人2万9800円から。5月26日から新潟支社管内にあるJR東日本旅行センター「びゅうプラザ」で発売する。阪急交通社なども『記念号』を利用した旅行商品を発売する予定だ。

東北新幹線は1982年6月23日、大宮~盛岡間が開業。東京都心側は建設反対運動の影響で開業が大幅に遅れ、1985年3月に上野~大宮間、1991年6月に東京~上野間が延伸開業した。盛岡以北は整備新幹線として建設され、2002年12月に盛岡~八戸間が延伸開業。2010年12月の八戸~新青森間延伸開業で全通した。

《草町義和》

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