GM、ベネズエラ生産から一時撤退を決定

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米国ミシガン州デトロイト市のGM本社ビル
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米国の自動車最大手、GMは5月2日、ベネズエラにおける生産から一時的に撤退することを決定した、と発表した。

GMによると、ベネズエラ当局が4月18日、GMのベネズエラ工場を不法に占拠。これにより、同工場は操業停止を余儀なくされていた。また、すべての従業員も解雇されている。

これを受けてGMは今回、ベネズエラにおける生産から、一時的に撤退することを決定。GMは撤退にかかる費用として、およそ1億ドル(約112億円)を見込む。

4月末、GMはベネズエラの最高裁判所に控訴。その一方、GMの幹部は、ベネズエラでの生産再開に向けて、ベネズエラ政府関係者と話し合う意向も示している。

《森脇稔》

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