関空と台湾桃園の空港・鉄道会社が連携…共同切符の販売など検討へ

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連携協定式の様子。関空と桃園空港に関わる空港・鉄道運営会社が「連結」した。
  • 連携協定式の様子。関空と桃園空港に関わる空港・鉄道運営会社が「連結」した。
  • 南海は関空アクセス列車を運行している。写真はアクセス特急『ラピート』。

関西国際空港(関空)と台湾桃園国際空港(桃園空港)の空港運営・アクセス鉄道運営会社は4月24日、日台の利便性向上や沿線エリアの認知度向上を図る共同サービスの提供を視野に、相互に連携する覚書を締結した。

覚書を今回締結したのは、関空運営会社の関西エアポートと関空アクセス鉄道を運営する南海電気鉄道、桃園空港を運営する桃園国際機場、台北市街地と桃園空港を結ぶ鉄道路線(桃園メトロ)を運営する桃園大衆捷運の計4社。

発表によると、4社が共同でさまざまなサービスを提供することで、交流人口の拡大を目指す。4社は共同プロモーションを展開するほか、共同企画切符の販売なども検討するとしている。空港運営会社と市内を結ぶ鉄道会社が協力してサービスを提供するという取り組みは、日本では初めてという。

《草町義和》

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