ホンダ、米アラバマ工場に投資---将来の新型車の生産準備

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ホンダの米国アラバマ工場
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ホンダは3月27日、米国アラバマ州のホンダ・マニュファクチュアリング・オブ・アラバマ(HMA)に、8500万ドル(約95億円)を投資すると発表した。

HMAは2001年11月、エンジンの素材成型、機械加工、組立から、車体の組立までを行う一貫生産工場として、ミニバン『オデッセイ』と、搭載するV型6気筒ガソリンエンジンの量産を開始した。

2002年10月、約4億2500万ドルを追加投資し、年間生産能力15万台の第二ラインを、第一ラインに隣接して着工。2004年4月から、SUV『パイロット』の生産を開始した。現在ではこの2車種に加えて、ピックアップトラックの『リッジライン』と、アキュラブランドのSUV、『MDX』を組み立てている。

今回の投資は、将来の新型車や新技術に備えて、生産の柔軟性を引き上げ、物流効率の強化を図るのが狙い。また、この投資には第一ラインの拡張も含まれており、2018年に第一段階の工事が完了する予定。

HMAのJeff Tomko社長は、「この重要な投資によって、ホンダおよびアキュラ車に対する顧客の旺盛な需要に応えていく」と述べている。

《森脇稔》

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