ダイハツ、中長期経営シナリオ…新設計思想「DNGA」を軽自動車から小型車まで展開

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今後のダイハツの方向性についてのイメージ
  • 今後のダイハツの方向性についてのイメージ

ダイハツは、2017年から2025年までの中長期経営シナリオ「D-Challenge 2025」を策定した。110周年を迎える同社は、新スローガン「Light you up」の考え方の下、「モノづくり」と「コトづくり」を主軸に事業を推進し、ダイハツブランド確立、経営基盤の強化に取り組む。

モノづくりでは、新設計思想「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の実現を目指す。ダイハツ独自のクルマづくりであるDNGA投入の第一弾は、軽自動車を予定。その後、Aセグメントへの展開を皮切りに、新興国Bセグメントまでスピーディに展開していく。また、トヨタと設立した新興国小型車カンパニーで企画する車種へもDNGAを採用する。

また新興国戦略は、ダイハツが長年培ってきたインドネシア、マレーシアを中心に、アセアン最優先で推進。ダイハツ開発車のグローバル目標台数は、2025年で250万台に設定した。

コトづくりでは、ユーザーや地域との接点拡大を図る。販売会社、メーカーそれぞれで取り組んできた草の根活動を継続するほか、新たな取組みとして、ダイハツグループ一体で、ダイハツの強みを活かし、社会に貢献できるテーマで、社会とのつながりを強化。高齢者、女性、地方在住者を中心に、ダイハツと関わるすべての人々が、いきいきとモビリティライフを過ごせる社会に向けて活動を開始する。

《纐纈敏也@DAYS》

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