日産自動車の海外向け高級車ブランド、インフィニティは3月14日、デザイン部門のトップに7月1日付けで、カリム・ハビブ氏を起用すると発表した。
カリム・ハビブ氏は、レバノン生まれのカナダ人で、1998年にBMWグループのデザインチームに加わった。2009年、メルセデスベンツに移籍。その後、2011年3月に再びBMWに戻り、2012年5月にBMWブランドのデザイン部門のトップに就任している。
また、カリム・ハビブ氏は2月上旬、BMWグループを退職。その後の動向が注目される中、インフィニティのデザイン部門トップへの就任が決定した。
同氏は、BMWでは、『X1』、『X2コンセプト』、『CSLオマージュ』、先代『7シリーズ』、『コンセプトCS』のデザインを担当。メルセデスベンツでは、現行『Cクラス』のデザインを手がけている。