毎回オールジャンルで、クルマ好きが気軽に集うミーティング「Fun2meeting」が26日、イエローハット新山下店で開催された。
今回で6回目となるこのイベント。会場を箱根、木更津と移し、この新山下のイエローハットでの開催もすっかり定着してきた。奇数月に発売される自動車雑誌「NAVICARS」の人気コーナー「エンスー新聞」の編集部の面々が、集ったクルマについて話ながら、来場者、オーナーとコミュニケーションを取るスタイルで進行するこのイベント。あくまでもアットホームな雰囲気だ。
今回は昨年創立30周年を迎えた、日産車をベースにこだわりの一台を世に送り出し続け、レーシングカーから福祉車両まで手掛けるクルマに制限を設けない茅ケ崎のカロッツェリア「オーテック・ジャパン」から、昨年創立30周年を記念して限定30台が販売された「マーチボレロA30」が生まれるきっかけにもなった、写真の有志で完成させた、魂のこもったワンオフモデル「マーチボレロR」が参加。自身このクルマの誕生にも携わった成富健一郎さんも来場。そのこだわりポイントに関しての質問に答えたり、エンジン音に聞き入ったりと、他ではなかなかできないクルマ好きと作り手の交流も実現した。
「同じ日でイベントも重なり、事前の予想では参加者数がやや不安でしたが、ふたを開けてみたら、屋上駐車場もほぼ埋め尽くされる盛況ぶり。前回に引き続いて参加してくださる方、常連の方、そして今回初めて参加してくださった方と輪が広がっていることに手ごたえを感じています。」と主催者の一人小鮒康一氏は話す。
そんな中、意欲的なモデルで今日のカローラへの布石として忘れることのできないモデルながら、最近では大変貴重な「カローラFX」に、今回のアワードが送られ、イラストレーターの遠藤イヅル氏による同車のイラストが送られた。
「次回は梅雨前にでも開催できれば」と主催者は話す