インターチェンジから流入のクルマが対向車と正面衝突、双方の5人死傷

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2月25日午前9時ごろ、静岡県長泉町内の東駿河湾環状道路で、インターチェンジ(IC)から本線へ進入してきた乗用車が対向車線側へ逸脱。対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突する事故が起きた。この事故で乗用車の運転者が収容先の病院で死亡。ワゴン車側の4人も死傷している。

静岡県警・高速隊によると、現場は長泉町下長窪付近で片側1車線の緩やかなカーブ。対面通行区間となっている。乗用車は長泉ICから下り本線へ進入してきたが、そのまま対向の上り線側へ逸脱。直後に上り線を順走してきたワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマが中破。乗用車を運転していた裾野市内に在住する51歳の男性は意識不明の状態で近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因で死亡。ワゴン車側は同乗していた4歳の女児が死亡。運転していた東京都調布市内に在住する54歳の男性と、同乗していた40歳の女性が全身強打の重傷。6歳の女児が打撲などの軽傷を負っている。

警察では乗用車側がハンドル操作を誤ったことが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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