改称するのは別の会社の駅だけど?…わたらせ渓谷鐵道、東武駅改称で記念切符

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わたらせ渓谷鐵道が発売する駅名改称記念の切符(上:改称前、下:改称後)。駅名が改称されるのはわたらせ渓谷鐵道ではなく東武の松原団地駅だ。
  • わたらせ渓谷鐵道が発売する駅名改称記念の切符(上:改称前、下:改称後)。駅名が改称されるのはわたらせ渓谷鐵道ではなく東武の松原団地駅だ。
  • 松原団地駅は4月1日に駅名が「獨協大学前」に変わる。画像は改称後の駅名標のイメージ。
  • 松原団地駅は4月1日に駅名が「獨協大学前」に変わる。画像は改称後の駅のイメージ。
  • わたらせ渓谷鐵道の相老駅。この駅には東武線も乗り入れている。

わたらせ渓谷鐵道は2月24日、東武鉄道の松原団地駅(埼玉県草加市)が「獨協大学前」に改称(4月1日)することを記念し、わたらせ渓谷鐵道の通洞・足尾両駅(栃木県日光市)から松原団地駅までの連絡乗車券を硬券で発売すると発表した。

発表によると、通洞駅で「通洞から松原団地ゆき」(大人2050円・子供1030円)、足尾駅で「足尾から松原団地ゆき」(大人2110円・子供1060円)の連絡乗車券が発売される。切符は「A型硬券」と呼ばれるもので、大きさは縦3cm×横5.75cm。発売日は3月7・14・18~31日だが、売切れ次第、販売を終了する。

駅名が改称される4月1日以降は、通洞駅で「通洞から獨協大学前ゆき」、足尾駅で「足尾から獨協大学前ゆき」の連絡乗車券が発売される。発売額は改称前と同じ。こちらも売り切れ次第、販売を終了する。

わたらせ渓谷鐵道は、桐生(群馬県桐生市)~間藤(栃木県日光市)間44.1kmのわたらせ渓谷線を運営する第三セクター。起点の桐生駅でJRの両毛線、途中の相老駅で東武鉄道の桐生線と連絡しており、他社線への連絡切符も発売している。

今回の連絡乗車券の発売について、わたらせ渓谷鐵道は「松原団地駅の住所は埼玉県草加市松原、通洞駅の住所は栃木県日光市足尾町松原で、松原つながりのご縁もありそうです」としている。

《草町義和》

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