21日午前6時45分ごろ、群馬県みなかみ町内の関越自動車道上り線で、乗用車の単独衝突を発端として、車両7台が関係する多重衝突に発展した。この事故で2人が軽傷を負っている。
群馬県警・高速隊によると、現場はみなかみ町小川付近で片側2車線の直線区間。最初に乗用車1台によるガードレールへの単独衝突事故が発生。道路会社のパトロールカーが停車して事故処理を始めたところ、後ろから進行してきた2台の乗用車が次々と衝突した。
その後方では事故を目撃した中型トラックが停車したが、後続の大型トラックが避けきれずに追突。さらに乗用車1台が追突するなど、車両7台が関係する多重衝突に発展し、トラック2台の運転者が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。
事故当時、現場の路面は完全凍結(圧雪アイスバーン)状態となっており、吹雪で視界も悪かった。警察ではいずれの車両も凍結路面でスリップしたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。