日本グッドイヤーの松崎洋明技術本部長は、2月16日の新商品説明会で「現時点で詳細は伝えられないが」と前置きしながら、2017年8月に発売される予定の新商品について伝えた。
「凍結路でもピタッと止まる冬のプレミアムモデル、アイスナビ シックス(ICE NAVI 6)の後継モデルとなる商品を今夏に発売する予定」
アイスナビ シックスは、従来のスタンダードモデル「アイスナビ ゼア ツー(ICE NAVI ZEA II)」よりも有効制動距離指数が10%、ラグ溝容積指数20%、ウェットブレーキ性能10%アップした、上級モデル。
いっぽう、同社が「さらに広め、育てていく」と意気込む全天候型タイヤ、オールシーズン「ベクターフォーシーズンズ」については、「市場のニーズにしっかりこたえるようにプロモーションを展開していきたい」と有田俊介マーケティング本部長はいう。
「全国、非降雪地帯に居住する20~50代の自動車保有者(男女)400名を対象に調査したところ、1年を通して履き替え不要な『オールシーズンタイヤ』のことを知っていると答えた人が半数以上。未利用者の3人中2人が『利用したい』と思っていることがわかった」
有田本部長は、「クルマの維持でわずらわしいのは、車検、洗車ときて次にタイヤ交換だった。このベスト3入りしてしまったことをとらえ、『使ってみてそのよさがわかる』ということを、ユーザーにもっと伝えていきたい」とも伝えていた。