ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2月14日、ジャガー『XF』などの補機駆動ベルトアイドラープーリーに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、ジャガー『XF』『XJ』の2車種で、2012年11月5日~2015年9月27日に輸入された1332台。
エンジンの補機駆動ベルトのアイドラープーリーにおいて、製造時に設計で指示されていない塗装をしているため、使用過程で塗装が薄くなり、取付ボルトの締結力が低下することがある。そのため、取付ボルトが緩み、そのままの状態で使用を続けると、取付ボルトが破断し、プーリーが脱落してパワーステアリングのアシスト力が失われ、ハンドルの操作力が増大するおそれがある。
改善措置として、全車両、アイドラープーリーを良品と交換する。
不具合は7件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。