フランスの自動車大手、ルノーグループは2月10日、2016年の通期(1~12月)決算を公表した。同社の発表によると、グループ全体の売上高は512億4300万ユーロ(約6兆1727億円)。前年の453億2700万ユーロに対して13.1%増と、4年連続のプラスを維持する。また、2016年通期の純利益は、35億4300万ユーロ(約4268億円)。前年の29億6000万ユーロに対して、19.7%の増益を達成した。大幅な増益となったのは、欧州を中心に新車販売が好調なのが大きい。2016年の世界新車販売(ダチアなどを含む)は、過去最高の318万2625台。前年比は13.3%増と、4年連続で前年実績を上回った。ルノーのカルロス・ゴーン会長兼CEOは、「2011年に発表したドライブ・ザ・チェンジ計画の目標を上回る業績」と述べている。
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