【自動車豆知識】修理部品---新品だけじゃない?!

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クルマの修理はとかくお金がかかるもの
  • クルマの修理はとかくお金がかかるもの
  • 新品以外の修理部品も色々あります
  • バンパーの交換修理などはリサイクル部品を使うのも一つの方法です
  • リビルト部品やリサイクル部品の使用は環境負荷を低減します
自動車ユーザーにとって、愛車は長く大切に乗っていきたいもの。ところが、そんな気持ちとは裏腹に、どれだけ大事に使っていても、実際には経年や使用頻度によって修理が必要になる機会が増えていきます。

とかくクルマの修理にはお金がかかるものです。特に、部品の交換が必要になった場合には、その金額に驚いた記憶がある方もたくさんいらっしゃるでしょう。また、思いのほか修理にお金がかかるという理由で、泣く泣く愛車を手放した経験がある人も少なくないと思います。

◆実は新品以外の部品も存在します

もしも、愛車が壊れてしまった時に予算を抑えて修理ができたとしたら、どうだったでしょうか? 一般にはあまり知られていないことですが、自動車の修理部品には、「純正」と言われる新品の部品以外にも様々な種類の部品が存在します。もちろん、純正新品で修理をできれば安心ですが、予算の問題などでそうもいかない場合もあると思います。そこで今回は、自動車の修理部品について簡単に説明をしたいと思います。正しい知識を身につけて、いざという時に少しでも役に立てれば幸いです。

◆大きく分けて4つの種類

さて、自動車の修理部品にはどのようなものがあるでしょうか? 様々な分類の仕方がありますが、今回は大きく以下の4つの種類に分けて説明します。

(1)純正新品
自動車を修理する時の部品というと、これ以外に思いつかな人も多いと思います。部品メーカーが、トヨタやニッサンといった自動車メーカーに納入している部品です。正規ディーラーなどで購入、もしくはメーカー系の部品販売会社でも購入できます。簡単に言うと新車の時に装着されているのと同じものです。品質や保証など、最も信頼できる反面、とにかく値段が高いのが難点です。

(2)中古部品
次に想像がつきやすいのが中古部品でしょうか。廃車や事故車などから使用可能な部品を取り外したもので、実際に走っていたクルマから部品を取り外すので、色々な部品が取り揃います。「リサイクルパーツ」や「リユースパーツ」とも呼ばれていて、2つと同じ商品がないのが特徴です。中古ですから、ほぼ現状渡しということになります。値段が安いことが大きなメリットですが、電子部品や可動部分などの寿命が読めなかったり、保証が無かったりする点は心配です。

(3)社外新品
純正部品を作っている部品メーカーが、納入部品を自社オリジナルとして販売したり、一般の部品メーカーが汎用品として製造、販売している場合もあります。最近では「優良部品」という言い方をする場合もあります。純正部品と実際には同じものや、ほぼ同等の品質の部品を少し安く買えることにメリットがあります。

(4)リビルト部品
4つの種類の中で、最も馴染みのない名前だと思います。「再生品」というのが分かりやすいかもしれません。「コア」と呼ばれる、壊れた中古部品を完全に分解・洗浄し、消耗品及び不良部品を交換してリフレッシュさせた部品です。新品に近い品質を安価に手に入れられることや、品質保証を設けていることも多いので、安心して使用できることがメリットと言えます。

◆注目される「リビルト」と「リサイクル」

大まかな部品の種類についてはご理解頂けましたか? その中でも、ここ最近、注目を集めているのがリビルト部品とリサイクル部品です。注目を集める理由には環境への配慮が挙げられます。産業廃棄物の削減やカーボン・オフセットというCO2排出量の削減などに直結します。

ユーザーにとっても、リビルト部品は上記の説明のように、高品質で低価格という大きなメリットがあります。また、リサイクル部品は特に外板部品やレンズ、カバー類など、キズやヘコミなどがなければ問題なく使える部品が多く、価格は修理部品の中で最もリーズナブルです。少し手を加えて使用することもできるので、金額の張る鈑金修理などでは重宝されます。リサイクル部品に関して、寿命が読めない電子部品や機械部品を避けて修理することは、とても賢い選択だと思います。

◆信頼できる専門家に相談を

気をつけていただきたいのが、リビルト部品やリサイクル部品は、製造するメーカーや取り扱いをする業者の中に悪質な会社が紛れ込んでいる点です。ただし、素人にそれを見抜くのは無理な話ですので、やはり、修理の際には信頼できる整備工場に相談することが一番と言えます。修理の予算やどういった直し方をしたいかをしっかり相談して下さい。色々な選択肢を提案してくれるはずです。こちらから、「リビルトパーツを使って修理はできませんか?」とか「リサイクルパーツはありませんか?」と聞いてみるのもいいかもしれませんね。

【自動車豆知識】新品だけじゃない!? クルマの修理部品のお話

《カーケアプラス編集部》

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