路面凍結した峠道で車両11台が関係する多重衝突、3人が重軽傷

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6日午前4時30分ごろ、群馬県下仁田町内の国道254号を走行していた大型トラックなど、車両11台が関係する多重衝突事故が発生した。この事故に関係したトラックや軽乗用車の運転者など3人が重軽傷を負っている。

群馬県警・富岡署によると、現場は下仁田町南野牧付近で片側1車線の緩やかなカーブ。事故当時、現場付近の路面は凍結しており、中型トラック1台がハンドルを取られて道路右側の縁石に衝突し、道路を塞ぐように停車。避け切れなかった後続車が追突するとともに、対向車線側でも衝突が発生。車両11台が関係する多重衝突に発展した。

この事故で軽乗用車を運転していた42歳の女性が腕を骨折するなどの重傷。路外に転落して中破したトラック2台の運転者が打撲などの軽傷を負い、近くの病院へ収容されている。

現場はカーブや勾配が連続する峠道。事故に関係した車両の運転者は「路面が凍結していてスリップした」などと供述しており、警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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