軽傷判断後に容態を急変させて死亡---クルマにはねられた高齢男性

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4日午後9時10分ごろ、埼玉県本庄市内の県道で、車道上に座り込んでいたとみられる73歳の男性に対し、交差進行してきた乗用車が衝突する事故が起きた。男性は軽傷と判断されて帰宅したが、その後に容態を急変させて死亡している。

埼玉県警・本庄署によると、現場は本庄市牧西付近で片側1車線の直線区間。73歳の男性は車道上に座り込んでいたところ、進行してきた乗用車にはねられた。

男性は打撲の疑いで近くの病院へ収容されたが、目立った外傷がなかったことから軽傷と判断されて帰宅。ところが事故から約5時間後に自宅で意識を失い、病院へ救急搬送されたが、後に死亡した。クルマを運転していた同市内に在住する34歳の女性にケガはなく、警察では自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

聴取に対して女性は「男性が道路に座り込んでいて、ブレーキを掛けたが衝突した」などと供述しているようだ。警察では男性の死因について調べを進めるとともに、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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