民家敷地内からバックで進行のクルマにはねられた高齢女性死亡、運転も高齢者

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1月29日午後3時55分ごろ、大阪府島本町内の町道で、路肩を歩いていた92歳の女性に対し、道路沿いの民家敷地内からバックで進出してきた乗用車が衝突する事故が起きた。女性は死亡。警察はクルマを運転していた81歳の女を逮捕している。

大阪府警・高槻署によると、現場は島本町広瀬付近の直線区間。92歳の女性は路肩を歩いていたところ、道路沿いにある民家敷地内の駐車場からバックで進行してきた乗用車にはねられた。

女性は近くの病院へ収容されたが、全身強打が原因でまもなく死亡。クルマを運転していたこの民家に住む81歳の女にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを続けている。

聴取に対して女は「何かに当たったことは間違いない」などと供述しているようだ。警察では後退時の安全確認に怠りがあったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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