豊田自動織機は2月2日、2016年4~12月期(第3四半期)の連結決算を発表した。
それによると、売上高は1兆6405億円(前年同期比-3.8%)、営業利益は894億円(-14.7%)、経常利益は1485億円(-8.5%)、四半期純利益は1074億円(-37.8%)だった。
車両組立事業では『ヴィッツ』が減少したものの、『RAV4』にハイブリッド仕様が追加されたことで増収。エンジン事業もKD型ディーゼルエンジンは減少したものの、GD型ディーゼルエンジンの増加により増収となった。しかし、主力のフォークリフトやカーエアコン用コンプレッサーは、販売数こそ順調だったが、為替変動による影響で減収となった。、
収益は、原価改善活動の推進や減価償却費の減少、売上構成の変動などがあったものの、為替変動による影響や人件費増加などにより減益となった。
通期連結業績見通しは、前回予想を据え置いた。