米国の自動車大手、フォードモーターは1月26日、2016年通期(1~12月)の決算を公表した。
同社の発表によると、売上高は1518億ドル(約17兆2580億円)。前年の1496億ドルに対して、1.5%増と、2年連続で増加した。
一方、2016年通期の純利益は、45億9600万ドル(約5225億円)。前年の73億7300万ドルに対して、37.7%もの大幅な減益となっている。
大幅な減益となった大きな理由が、南米での景気後退による新車販売の減少。中東およびアフリカ事業も不振だった。
フォードモーターのマーク・フィールズ社長兼CEOは、「2016年の決算は、2015年に次ぐ過去2番目の好業績」と述べている。