1959年の登場以来、世代を超えて親しまれているベビースターに、“2017年モデル”が新たに追加された。おやつカンパニーは1月31日、東京・青山でベビースターの新商品や新キャラクター、新パッケージなどを発表した。
新商品はパン生地でつくった新食感
2月から発売される新商品は、パン生地による表面カリッ、なかがサクッという「ベビースター パンメン」。種類は、オリーブソフト味、やさしいチキン味、メープルシナモン味、チーズ味の4つ。チーズ味は量販店のみの販売で小袋タイプ。
ターゲットは20~30代の女性。小袋ベビースターが子どもに、ドデカイラーメンが主婦や親たちにウケていることから、その間の谷を狙ったかたち。「世代を超えたブランドリレーを実現させる」(同社)。
「ベビースターもハイブリッドの時代」と同社。これまでの製麺技術と、2007年からの「フランスパン工房」で培った製パン技術をハイブリッドし、発酵工程を加えた新製法を見出した。
3代目ベビースター新キャラクター「ホシオくん」誕生
「2016年末に世間を騒がせた『ベイちゃん』」が引退し、3代目キャラクターが登場。その名も「ホシオくん」。彼は、好奇心旺盛で活発、目立ちたがりでちょっと生意気。大好きなベビースターラーメンへの想いを込めて、得意の歌やダンス。いつかビッグスターになるという夢がある…という設定。
2017年からのパッケージには、この新キャラ、ホシオくんが登場。2月6日からは、ホシオくんと三戸なつめによる新CMもスタート。発表会開場には、三戸のほか、芸人のヒデ・ワッキー(ペナルティ)、田村裕(麒麟)、鈴木Q太郎・松田洋昌(ハイキングウォーキング)らも登壇。「もう40年以上ですか、すごいですよね」というヒデに、「売れ続けるってことはうらやましいですよね」としみじみ。
ことしのベビースターのテーマは「キブンちょい上げ!」。三戸は、「ホシオくんいっしょにパンメンを応援したい。食べ心地もやさしく、パクパクいける。お仕事の合間だったりとかに食べてもらえばうれしい。疲れてるときも気分ちょい上げで」と伝えた。