独シェフラー、税引前利益は1.4%増…自動車事業が好調 2016年決算

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ドイツに本拠を置く自動車部品大手、シェフラーは1月27日、2016年の通期決算を公表した。

同社の発表によると、通貨の為替変動を除外した売上高は、およそ133億ユーロ(約1兆6187億円)。前年のおよそ132億ユーロに対して、3.4%増加した。

また、2016年通期のEBIT(金利税引前利益)は、およそ17億ユーロ(約2070億円)。前年の16億7600万ユーロに対して、1.4%増加している。

増収・増益の主な原動力となったのは、自動車事業部門。乗用車、小型商用車の世界的な生産を上回る速度で成長し、今期も市場規模を上回る業績を達成した。産業機械部門では、効率化およびコスト削減策が計画通りに実施。さらに、第4四半期(10‐12月)には、複数の大手顧客とのプロジェクト契約が締結された。

シェフラーのクラウス・ローゼンフェルドCEOは、「2016年も好調な業績を継続し、優れた成果を達成した。売上高、一時的な要因を除く営業成績ともに、前年度を上回った。さらに、フリーキャッシュフローも著しく改善した」と語っている。

《森脇稔》

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