深夜特急で星空&雲海鑑賞…ただし絶景の保証はなし、トイレも!?

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「夜行特急で行く秩父絶景ツアー」イメージ
  • 「夜行特急で行く秩父絶景ツアー」イメージ
  • 西武10000系(ニューレッドアロー)
  • リニューアル後の西武秩父駅のイメージ(2017年3月完成予定)
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埼玉、奥秩父の霊峰・三峰山。その標高1102mに鎮座する関東屈指のパワースポット、三峯神社へ向け、西武特急の深夜便が走る。西武10000系特急車NRAによる「夜行特急で行く秩父絶景ツアー」だ。この深夜発日帰りツアー、春版は3月18日と4月22日に開催される。

ツアー正式名は、「秩父・三峯神社で絶景の雲海&星空鑑賞を目指す!『夜行特急で行く秩父絶景ツアー』」。手がけるのは、西武鉄道、西武トラベル、総合光学機器メーカー ビクセンの3社。

同ツアーは両日とも、西武秩父駅に翌日深夜1時25分に到着する深夜特急の乗車券などが含まれ、料金は8900~1万0500円。2時ごろ貸切バスで西武秩父駅を発ち、三峯神社に3時20分ごろに到着。標高1102m付近での星空観賞や雲海眺望、祈祷、朝食などを楽しむという行程。朝食は、「ふるさと祭り東京 2017」で登場した「秩父わらじ味噌豚丼」が試せる。

集合駅は、3月17日が池袋・所沢、4月21日は池袋・練馬・ひばりヶ丘で、雲海鑑賞コース、いちご狩り・ワイン工場コース、SL乗車・ホルモン昼食コースなどが選べる。

特急列車深夜便のツアーには、条件や但し書きもいろいろ。たとえば、星空や雲海については「絶景を確約するものではない。気象条件などにより鑑賞できない場合もある」と、また、トイレについては「西武秩父駅のトイレは使えない。貸切バスの途中で寄る道の駅大滝温泉で済ませて」と案内している。

深夜特急の発着駅、西武秩父でトイレが使えない理由について、3社は「西武秩父駅での行列や混乱、バス発車遅延を避けるため」と伝えていた。ただ、トイレは使えないが、西武秩父駅は現在リニューアル工事が進行中。ことし3月オープン予定なので、同ツアーで新しい駅舎での記念撮影や、ひと休みもできるかも。

そして最後の注意書きは、絶景保証やトイレ有無よりもリアルなものだ。「三峯神社は標高1100m超のため、早朝の気温は東京都心よりも10度以上、下がることがある」。関東屈指のパワースポットで、星空を見上げるのも、雲海を見下ろすのも、生半可な気持ちでは挑めない。

《レスポンス編集部》

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