マツダの欧州法人、マツダモーターヨーロッパは1月中旬、2016年の欧州市場における新車販売の結果を公表した。総販売台数はおよそ24万台。前年比は12%増と、4年連続で2桁の伸び率を達成した。
前年比12%の伸び率は、欧州市場全体平均の6%増を上回るもの。2016年のマツダの欧州における市場シェアは、前年と同じ1.5%だった。
主要国では、ポルトガルが前年比80%増と最大の伸び。イタリアが53%増、アイルランドが35%増。アイルランドでは、『アクセラ』と『アテンザ』に対する需要が好調だった。また、ベルギーは前年比26%増。チェコが20%増、英国は2.4%増だった。
車種別の実績では、『CX-5』が最量販車に。2015年夏に投入された『CX-3』も、前年の2倍以上と好調。『ロードスター』も、前年に対して2倍を超える伸び率。
マツダモーターヨーロッパの営業担当、Martijn ten Brink副社長は、「新型CX-5の発売などにより、2017年にも期待が持てる」とコメントしている。