水戸~いわき間が開業120周年…常磐線で特急にステッカー

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120周年記念ロゴマークの貼付位置。2月中旬から3月下旬頃まで運行される。
  • 120周年記念ロゴマークの貼付位置。2月中旬から3月下旬頃まで運行される。
  • ラッピングが施されるE657系。

JR東日本の水戸支社はこのほど、常磐線の水戸(水戸市)~いわき(福島県いわき市)間開業120周年を記念し、「ラッピング特急列車」の運行と記念入場券の発売を行うと発表した。

常磐線は、日暮里(東京都荒川区)~岩沼(宮城県岩沼市)間の343.1kmを太平洋沿いに結ぶ鉄道路線。このうち竜田~小高間36.6kmが2011年3月の東日本大震災と福島第一原子力発電所事故の影響で運休している。水戸以北は1897年2月25日、現在の水戸~いわき間が開業した。

発表によると、「ラッピング特急列車」は常磐線の特急『ひたち』『ときわ』で運用されているE657系電車の3編成6両(1・10号車)を使用。「MITO」「IWAKI」「120」などの文字でデザインした記念ロゴマークを車体側面に貼り付ける。2月中旬から3月下旬頃まで運行される。

記念入場券は、開業120周年を迎える水戸~いわき間の14駅と水戸駅の大人用入場券15枚をセットにしたもの。発売額は1セット2100円。2月25日の9時から3月31日まで水戸・日立・いわき各駅で発売される予定だが、2000セットの限定販売で、売切れ次第発売を終了する。

水戸支社はこのほか、120周年記念の弁当やグッズの販売、イベントの開催を計画している。

[編集部注]JR東日本の水戸支社では「ラッピング特急列車」とするが、実際は記念ロゴマークを車体側面に意匠するもので、表面積の大部分を覆うことはない。

《草町義和》

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