メルセデス米国販売0.8%減…GLC は7割増 2016年

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メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAは1月上旬、2016年の米国新車販売の結果を公表した。メルセデスベンツブランド(乗用車)の総販売台数は、34万0237台。前年比は0.8%減だった。

セダン系では、『Eクラス』と『CLS』が、合計5万0896台を販売。前年比は8.9%減と、落ち込む。『Sクラス』は14.5%減の1万8803台と、2桁のマイナス。

米国でのメルセデスベンツの最量販車は、『Cクラス』。2016年は、前年比10.4%減の7万7167台にとどまる。『CLA』も13%減の2万5792台と、セダン系は不振。

一方、SUVは、引き続き好調。『GLK』後継の『GLC』が、新型車効果で前年比71.6%増の4万7872台と、大幅増。『GLS』(旧『GL』クラス)は、9.9%増の3万0442台と好調。伝統の『Gクラス』は、9.2%増の3950台。主力の『GLE』(旧『Mクラス』)は、2.7%減の5万1791台にとどまった。コンパクトな『GLA』も、4.1%減の2万4545台と落ち込む。

メルセデスベンツUSA のDietmar Exler社長兼CEOは、「1年を通して、販売はコンスタントなペースだった」と述べている。

《森脇稔》

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