マツダの米国法人、北米マツダは1月上旬、2016年の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は29万7773台。前年比は6.7%減と、マイナスに転じた。
最量販車となったのは、SUVの『CX-5』。2016年は、米国で年間11万2235台を売り上げ、前年比は0.7%とプラスを維持。一方、『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)は、21.4%減の4万5520台と、減少に転じる。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、9万5567台。前年比は11.4%減と、3年ぶりに前年実績を割り込む。最上級SUVの『CX-9』は、新型投入が2016年の後半だった影響で、通年では11.1%減の1万6051台と引き続き減少。
また、小型MPVの『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、375台を販売。前年比は95.6%減と大幅減。一方、新型を投入した『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)は、前年比10.2%増の9465台と、2桁増を保った。
2015年半ば、米国市場で新発売された小型クロスオーバー車、『CX-3』は2016年、1万8557台を販売。前年実績のおよそ3倍と、大きく伸びている。