殺人未遂で逮捕「いらいらしてぶつけてやった」…対向のバイクにクルマを突っ込ませる

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3日午後1時40分ごろ、沖縄県恩納村内の国道58号を走行していた軽乗用車が対向車線側へ進入し、対向車線を順走していたバイクと正面衝突する事故が起きた。バイク運転者が重傷。警察はクルマの運転者を殺人未遂の現行犯で逮捕している。

沖縄県警・石川署によると、現場は恩納村安富祖付近で片側1車線の緩やかなカーブ。軽乗用車は対向車線側へ進入するとともに、約10台を連ねてツーリング中だったバイク集団のうち、先頭を走行していた大型バイクと正面衝突した。

衝突によってバイクは転倒。運転していた宜野湾市内に在住する45歳の男性が骨折などの重傷を負った。軽乗用車側の3人にケガはなかったが、運転していた浦添市内に在住する39歳の男は「バイクにいらいらしてぶつけてやった」などと供述。過失による逸脱ではなく、意図して衝突させたものと判断し、殺人未遂の現行犯で逮捕している。

被害に遭ったバイク集団のメンバーと、男の間に面識やトラブルは無かったとみられており、警察では刑事責任能力の有無も含め、事件発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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