京都タワーの「ちょっと一杯」フロアが刷新、来春オープン

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京都タワー
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京都駅、烏丸中央口を出て最初に目に飛び込んでくる駅前シンボル、京都タワー。その地下1階~地上2階にあった「どこか懐かしい雰囲気」の空間が、「KYOTO TOWER SANDO」とうい名でガラリと変わる。2017年春のリニューアルオープンに向け、大規模改修工事が始まる。

リニューアルコンセプトは「街・駅に続く、3つめの選択肢へ。これまでにない、これからの京都」。メインターゲットを地元客・女性観光客・訪日外国人観光客の3つにすえ、京都駅と街を結ぶ“参道”、集う・買う・遊ぶといった“3要素”、自宅・職場に次ぐ“サードプレイス”などから「SANDO」と名付けた。

居酒屋やゲームセンターがあった地下1階フロアは、「京都の日本酒と地ビールを味わえるバー」「女性に人気の和だしを使用した餃子店」など、20店舗が入るフードホールに。「フロア内は自由に飲食可能、観光・ビジネスの“帰りの一杯”などにも、気軽に利用できる」。

エントランスの1階フロアは、「京都土産の定番店舗」「オーガニックグラノーラ専門店」「京都産野菜を使用した手作りサンドウィッチを中心としたデリ専門店」など、30店舗が入る物販フロアに。

また会議室などがあった2階フロアは、京都ならではの和の文化に触れられる「コト体験フロア」に。「和・洋菓子づくり、寿司の握り方講座、数珠編み教室などのワークショップなどを誘致する予定」という。地下3階の大浴場や理髪店は今回のリニューアルに含まれず、現在も営業を続けている。

このリニューアルの設計は、京阪ホールディングスの傘下に入る予定の株式会社カフェが参画。運営は京阪流通システムズが行う。

京阪ホテルズ&リゾーツが保有するこの京都タワーは、地下3階・地上9階・塔屋4階で構成された建物で、東京五輪が開催された1964年に営業開始。タワー塔体部分は飛行機などと同じ筒状のモノコック構造(応力外皮構造)が特徴で、日本武道館などを手がけた建築家・山田守が晩年にデザイン・設計した。

《レスポンス編集部》

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