岐阜基地航空祭、サプライズは次期輸送機「XC-2」の試験フライト

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岐阜基地を離陸していくXC-2。
  • 岐阜基地を離陸していくXC-2。
  • 飛行展示プログラムに空白時間帯があり、「今年も飛ぶんじゃないか」とは言われていた。
  • 消化しなくてはならない飛行試験を航空祭当日に実施することで展示飛行の代わりとしている。
  • XC-2だけならば飛べるのだが、状態監視用のチェイス機が航空祭の訓練に出されて「足りなくなっている」という説も。
  • この日のチェイス機はT-4。先に離陸して、後方から追いかけていくスタイル。
  • ぐるっと一周。逆光の中を飛んでいくXC-2とT-4。
  • そのまま北上、日本海側の訓練空域で1時間ほどの試験を実施した模様。
  • 岐阜基地に戻ってきたXC-2。ローアプローチやタッチアンドゴーなど、様々な着陸形態を披露。

10月30日に開催された岐阜基地航空祭で「サプライズ」として実施されたのは、同基地に所属する次期輸送機「XC-2」のフライトだ。まだ展示飛行に投入することはできないため、所定の飛行試験を航空祭当日に実施することで展示飛行の代わりとしている。

XC-2が航空祭当日に飛行試験を設定するのは今年が3回目。初回となった2014年は離陸直前に計器トラブルが発生して地上滑走のみを披露。2015年は観客の前で初のフライトを実施。今年も試作初号機(201)が飛んだ。

岐阜基地からの離陸後は実際に日本海側の訓練空域までフライトを行い、約1時間に渡って各種試験を実施したようだ。

《石田真一》

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