10月30日に開催された岐阜基地航空祭で「サプライズ」として実施されたのは、同基地に所属する次期輸送機「XC-2」のフライトだ。まだ展示飛行に投入することはできないため、所定の飛行試験を航空祭当日に実施することで展示飛行の代わりとしている。
XC-2が航空祭当日に飛行試験を設定するのは今年が3回目。初回となった2014年は離陸直前に計器トラブルが発生して地上滑走のみを披露。2015年は観客の前で初のフライトを実施。今年も試作初号機(201)が飛んだ。
岐阜基地からの離陸後は実際に日本海側の訓練空域までフライトを行い、約1時間に渡って各種試験を実施したようだ。