小倉クラッチ、為替差損影響し経常利益39.3%減 中間決算

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小倉クラッチは11月9日、2016年4~9月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高188億3600万円(前年同期比-2.4%)、営業利益は6億1100万円(+1.5%)、経常利益は3億4400万円(-39.3%)、純利益は1億4500万円(-59.2%)だった。

主力の輸送機器用事業は、中国、タイ子会社等のアジアの販売は堅調に推移。ブラジル子会社の事業縮小や円高による目減り等の減少要因はあったが、売上高はほぼ前年並みとなった。経常利益は為替相場の変動による為替差損の計上等により39.3%の減益、最終利益は59.2%の減益となった。

通期業績見通しについては、売上高371億円(-4.1%)、営業利益6億4000万円(-38.7%)、経常利益6億2000万円(+19.8%)、純利益4億8000万円とした前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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