ルネサス、熊本地震や為替差損の影響で減収減益 2016年4-9月期決算

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ルネサスエレクトロニクスが発表した2016年4~9月期の連結決算は、営業利益が前年同期比47.5%減の331億円とほぼ半減した。

売上高は同15.6%減の3046億円と減収となった。熊本地震の影響で子会社の一部生産ラインの稼働が停止したのに加え、円高による為替換算の影響、汎用向け事業を中心とする非注力製品からの撤退が影響した。

注力事業である自動車向け半導体事業の売上げは、車載制御、車載情報が減少して同8.3%減の756億円だった。

損益では、熊本地震による生産停止で機会損失が発生、為替差損も計上したため、経常利益は同57.0%減の288億円と大幅減益となった。四半期純利益は同66.2%減の193億円だった。

《レスポンス編集部》

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