富士重工業は全面改良した『インプレッサ』を10月25日から順次販売を開始すると発表した。プラットフォームを一新して安全、走行性能を向上したほか、ボディサイズも先代に比べてひと回り大きくなった。新型のボディサイズは先代に比べて全長で40mm、全幅35mm、ホイールベースは25mmそれぞれ拡大したが、開発責任者を務めるスバル商品企画本部の阿部一博プロジェクトゼネラルマネージャーは「すれ違いざまの実際の接触点である左右のドアミラーからドアミラーまでの幅、最小回転半径は先代と全く同じで、街中での扱いやすさ、取り回し性は一切犠牲にしていない」と強調する。というのも「ドアミラーの小型化やフロントの切れ角を大きくすることで、先代と同じの最大幅、最小回転半径5.3mを実現した」からだ。しかも「こうした工夫は日本仕様向けだけ」と阿部氏は明かす。一方、プラットフォームの一新したことで室内空間も拡大している。ホイールベースの拡大は後席の居住性アップおよび後席を倒した際の荷室容量の拡大に貢献。また前席も足元空間が広がっているという。「実はこれまで室内配管をスバルはやっていた。燃料パイプやブレーキパイプをサイドシルの内側に通していたので、その分、乗員の足元が狭くなっていたが、新型ではフロアの下に通すことにした。またセンターコンソール下のトンネルにあったエアコンの配管を上に持ってきたことも、前席の足元空間の拡大に寄与している」と阿部氏は解説する。
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