マツダの米国法人、北米マツダは10月3日、9月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万4889台。前年同月比は2.8%減と、2か月連続で前年実績を下回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、4052台を販売。前年同月比は10.5%減と、11か月連続で減少した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、7350台。前年同月比は5.2%減と、5か月連続の前年実績割れ。先代モデルを販売してきた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、在庫販売が終了。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、3台。前年同月比は99.2%減と、15か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、9385台。前年同月比は3.1%増と、3か月連続で前年実績を上回った。新型を発売した『CX-9』は1834台で、前年同月比は17.6%増と、4か月連続で増加した。『CX-3』は前年同月比12.9%増の1513台と、2015年夏の発売以来、販売は好調。
スポーツカーでは、新型『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が752台を販売。前年同月比は20%減と、3か月連続の前年割れ。
マツダの2015年の米国新車販売は、過去20年で最高の31万9184台。前年比は4.4%増だった。2016年1-9月は、前年同期比7.2%減の22万4267台にとどまっている。