三菱航空機、MRJの納期遅れ報道を否定

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三菱航空機と三菱重工業は、「MRJ」(三菱リージョナルジェット)の納入時期がさらに延期されるとの報道に関して「現時点で納期変更を決定した事実はない」と否定するコメントを発表した。

MRJ飛行試験機初号機は、9月末に北米へのフェリーフライトを完了したものの、空調システムの不具合などで当初計画より1カ月程度遅れたことなどから、納期がさらに遅れると一部で報じられた。

三菱航空機、三菱重工では、MRJについては、安全性と性能の高さの両立を第一に、一つひとつ課題を克服し、特に安全性に関しては慎重な上にも慎重な開発を進めているとしている。また、この開発過程で生じた課題は、関係当局や納入先にも説明、相談した上で、対応を進めているが、開発スケジュールを含め、重要な事項を決定した場合には、速やかに公表するとしている。

また、今後も様々な課題は出てくると予想されるとして上で「現地での飛行試験を加速し、世界水準のリージョナルジェットの開発成功に向けて邁進する」としている。

《レスポンス編集部》

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