BASFが自動車補修用水性塗料「R-M オニキスHD」の塗装技術者を対象にフランスで開催した「国際R-Mベストペインター・コンテスト」にて、アバンステクノサービス(岡山県)の横田原也さんが準優勝に輝いた。日本人の入賞は2010年以来2度目の快挙となる。
同コンテストは、水性塗料「オニキスHD」の塗装技術を競うもので、若手育成を目的とし、30歳以下の塗装技術者を対象に開催。今年は、9月27日から30日まで、フランスのクレルモンに、欧州、南アフリカ諸国、アジア、北米の4地域15か国から女性を含む15名のペインターが集まり、その技術を競った。
コンテストでは、「塗装準備」「ブレンディング」「処方検索」「カラーリーディング」「マスキング」「健康と安全」「塗装に関連した製品知識」の7競技科目を専門家や各国の関係者やメディアの前で競い合った。
その結果、優勝はオランダのベリー・コーイマンさん(23歳)、2位に日本から出場した横田原也さん(27歳)、3位はカナダのマイルズ・ベルジャックさん(28歳)だった。
準優勝した横田さんは「これまでのトレーニングの成果、日頃の技術の成果を出し切ることができて嬉しいです。今後もこの経験を活かし、常に技術の向上を目指し、お客様へのサービスに努めていきたいです」とコメントしている。