緊急走行中のパトカーがスリップし、対向の軽ワゴン車と衝突

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26日午前8時5分ごろ、岡山県津山市内の県道で、緊急走行中のパトカーが交差点を進行していた際にスリップ。コントロールを失った状態で対向車線の軽ワゴン車に衝突する事故が起きた。この事故で軽ワゴン車の2人が負傷している。

岡山県警・津山署によると、現場は津山市北町付近で片側2車線の直線区間。同署のパトカーはサイレンと赤色灯を使用しての緊急走行中で、交差点近くで車線変更を行った際にスリップ。コントロールを失ったまま対向車線側へ逸脱し、対向車線側で停車していた軽ワゴン車と衝突した。

衝突によって双方の車両は中破。軽ワゴン車を運転していた同市内に在住する78歳の男性と、同乗していた孫で16歳の女子高校生が打撲などの軽傷を負った。パトカーを運転していた33歳の男性巡査部長にケガはなく、警察は自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。

事故当時、現場では雨が降っており、路面は滑りやすい状態だった。警察ではハンドル操作の誤りが事故につながったものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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